@Zoom (あっとズーム)
2011.4.10: v0.162α
動作有効期限を解除しました。
末永くご利用下さい。

まえがき

開発動機など

近年、デジカメ写真の高画質化やパノラマ合成機能の普及、漫画やイラストのウェブ配信の高画質化、巨大な地図データの配信等により、エンド ユーザが取り扱う画像ファイルの大型化 (画素数の向上) が顕著です。巨大画像の閲覧については、RIA (Rich Internet Applications) を活用したビューアが各社から姿を見せ始めておりますが、動作環境がインターネット接続されたオンライン環境に限定されており、オフライン環境で軽快に巨大画像を閲覧できるビューアはまだ無いようです。
そこで弊社では、自社の持つ様々な画像処理技術を駆使して、オフライン環境において軽快に巨大画像が閲覧できるビューア『@Zoom (あっとズーム)』と専用画像フォーマット『ecv 形式』を開発いたしました。
@Zoom を使えば 100,000×100,000 (100億) ピクセル程度の画素数の画像 (BMP, PNG, JPEG, TIFF 形式) まで閲覧できます。
また、画像ファイルを当社独自形式 (ecv 形式) に変換する事により、瞬時に読み込んで閲覧できます。(ファイルサイズは大きくなります)
まずはお手持ちの高画質な画像ファイル (デジカメ写真、イラスト等) を @Zoom で開いて、今までにない「あっと」驚く軽快な操作感覚をご体験下さい。
エキューブ株式会社

概要

『@Zoom』は、弊社独自の様々な画像処理技術を駆使した、巨大画像ビューアです。

本ソフトウェアの特徴

巨大画像の閲覧:
独自の省メモリ処理アルゴリズムにより、展開サイズが実メモリサイズを超えるような巨大画像を軽快に閲覧できます。
なお巨大画像とは、100,000 × 100,000 (100億) ピクセル程度迄の画素数の画像とします。これは、200 万画素のデジカメ写真に換算すると、5,200 枚分の大きさになります。
きれいな縮小表示:
独自のスケーリング アルゴリズムにより、巨大な画像をジャギーや画素の抜けなく、高速かつきれいに縮小表示します。
軽快な操作性:
独自の描画エンジンにより、ズーム、パンをはじめとする全ての操作が軽快に動作します。
また、画像展開、描画、GUI 処理を完全に分離し、並列処理することにより、展開完了を待つことなく、任意の操作が可能です。
展開中画像の表示:
独自の画像展開エンジンにより、展開済み領域を逐次表示するため、展開完了を待つことなく画像内容を確認可能です。
ecv 形式による巨大画像の高速展開:
独自の ecv 形式に変換することで、巨大画像を瞬時に閲覧できます。
ecv 形式のファイルへは同梱の ecv コンバータを使用して、BMP, PNG, JPEG, TIFF 形式の画像データから変換できます。

対応フォーマット

本ソフトウェアは下記の画像フォーマットを表示できます。
形式拡張子備考
BitmapBMPPalette/1,4,8-bit。RGB555。RGB888。RGBX8888。
Windows形式 無圧縮フォーマットのみ対応。
OS/2形式、圧縮フォーマット、カラーマスクには非対応。
PngPNGPalette/GRAY/RGB/RGBA/8,16-bit。
JpegJPGGRAY/RGB/CMYK/8-bit。
TIFFTIFFベースラインTIFF。
MONO/RGB/RGBA/CMYK/1,8,16-bit。
Palette/8,16-bit。
ecvecv@Zoom 用の当社独自形式。ecvConv.exe で作成します。
※100,000 × 100,000 ピクセル程度の画像データまで動作確認しております。

注意事項

免責:
本ソフトウェアは動作保証のないフリーウェアです。
本ソフトウェアを利用したことに起因する直接的または間接的ないかなる損害にも、エキューブ株式会社は免責とさせて頂きます。
サポート:
本ソフトウェアのサポートは行っておりません。利用者個人の責任でご利用ください。(不具合報告や機能要望は受け付けております。)
変更:
本ソフトウェアは開発途上のα版です。将来、予告なくソフトウェアの仕様等が変更される事があります。
配布:
当社が登録したサイト以外での本プログラムの再配布は禁止します。
著作権:
本ソフトウェアの著作権はエキューブ株式会社に帰属しています。

動作環境

本ソフトウェアの動作環境は下表の通りです。
項目必須環境備考
CPUIntel 社製 CPU (1GHz 以上)マルチコア CPU または SMT (Simultaneous Multithreading) が利用可能な CPU を推奨します。
OSWindows XP (SP3)
Windows Vista (SP2)
Windows 7
-
RAM1GB 以上左記は目安です。実際に必要になるサイズは画像閲覧時の展開サイズに依存します。
HDD2MB左記は @Zoom のインストールに必要なディスク容量です。
画像閲覧時には、画像の展開サイズ程度の空き容量が必要になります。
また、巨大画像閲覧時には、高速なディスクデバイスの利用を推奨します。
※上記に該当するすべての環境での動作を保証するものではありません。注意事項をご覧下さい。

インストールとアンインストール

インストール方法

atZoom.zip を任意のフォルダに展開してください。以下のファイルが解凍されます。

アンインストール方法

インストール時に展開したフォルダを削除してください。
本ソフトウェアはレジストリ操作を行いませんので、これでアンインストールは完了です。

『@Zoom』の操作方法

画像ファイルのオープン

以下のいずれかの方法で、画像ファイルを開く事ができます。
※atZoom.exe を直接起動すれば、複数の閲覧ウィンドウを開くことができます。

ショートカット キー

マウス操作

オンメモリ モードと省メモリ モードについて

本ソフトウェアは画像の展開方法として、下記の 2 種類の動作モードを用意しています。
オンメモリ モード:
画像ファイル全体をメモリ上に展開するモードです。省メモリ モードと比べて表示が高速ですが、消費メモリが大きく、展開サイズが実メモリを超える画像を当該モードで開くことはできません。
省メモリ モード:
画像ファイルの一部のみをメモリ上に展開するモードです。オンメモリ モードと比べて、消費メモリが圧倒的に小さく、展開サイズが実メモリを超える画像を展開可能です。動作条件によってはテンポラリ ファイルを作成することがあります。注意点として、省メモリモードの画像展開途中ではサムネイルが表示されるため、当該モードで 100% 表示による詳細閲覧の際は、展開完了を待つ必要があります。
これらの動作モードは、本ソフトウェアにより適切なモードに自動的に切り替えられます。

ini ファイルについて

本ソフトウェアは設定ファイルとして atZoom.ini を同梱しています。通常はデフォルトのままで使用することを推奨しますが、必要に応じて設定を変更可能です。当該ファイルの設定値は下記の通りです。
セクション名キー名設定値
configtempFolderPathテンポラリ領域として使用するフォルダパスを設定します。
末尾に \ 記号はつけないで下さい。
例) tempFolderPath="D:\Temp"
configmaxImageSizeオンメモリ モードと省メモリ モードの切り替え値。
閾値として画像の展開サイズを MB 単位で指定します。(最小値: 32MB)
例) maxImageSize=128

『ecv コンバータ』の操作方法

ecv コンバータは、@Zoom で閲覧できる画像形式を ecv 形式へ変換します。

ドラッグ&ドロップによる変換

変換元の画像ファイルを ecvConv.exe アイコンにドラッグ&ドロップすると、画像ファイルと同じフォルダに ecv ファイルが生成されます。この際、ecv ファイル名は変換元の画像ファイルの拡張子を ecv に置き換えたものとなります。
例) 変換元の画像ファイル名が“sample.tif”の場合、変換先の ecv ファイル名は“sample.ecv”となります。

コマンドライン操作による変換

コマンドライン上で下記のようにして変換することもできます。
> ecvConv.exe {input} {output}
例) > ecvConv.exe test.tif sample.ecv
{input} には変換元の画像ファイル名を指定します。{output} には変換先となる ecv ファイル名を指定します。 {output} は省略可能です。 省略した場合は {input} の拡張子を ecv に置き換えたファイル名が自動的に設定されます。

今後追加したい機能

今後追加したい機能として下記を検討中です。(時期未定)

ご意見・ご要望など

本ソフトウェアは開発途上のα版です。 本ソフトウェアに対するご意見、ご要望等はこちらまでお寄せください。 今後の開発の参考にさせていただきます。

更新履歴

2011.4.10: v0.162α

2009.12.28: v0.16α

2009.05.18: v0.15α